turkey-day 8 サフランボルからカッパドキアへ

サフランボルからカッパドキアへ

朝食を食べ、サフランボルの宿の皆さんに別れを告げる。

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わたしはこの庭師のおじさんのことが大好きになっていたので、おじさんと別れるのも、かわいい鶏たちを置いて去るのも、悲しい気持ちだった。

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ここからは丸一日かけての長旅である。

サフランボル中心部から、ミニバスでサフランボル長距離バスオトガルまで。そしてオトガルから3時間半ほどでアンカラへ。アンカラからギョレメまでやはりバスで5時間程度。ギョレメから、宿泊地のウルギュップまでまたバスかタクシー……という具合だ。

これはミニバス。

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これはアンカラ行きの長距離バス。

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これはサフランボルのオトガルのベンチの下にいた猫。

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アンカラ、トゥズ湖を通りすがる

アンカラのオトガルは巨大だった。どこかのガイドブックに「飛行場のよう」と書かれていたが、確かにそんな感じだ。

サフランボル→アンカラ間で乗ったバス・Metro社のスタッフが親切だったおかげで、乗り換えもスムーズにいった。

だがオトガルのトイレがひどく汚く(そういうところはたくさんあるのだが)、バスをあんなに綺麗にするんだから(バスは一回走るごとに清掃をしている感じだった)トイレもよろしくお願いします……と思ったが、まぁ世の中そううまくはいかないのだろう。

 

 

アンカラからギョレメに移動している間に、塩湖であるトゥズ湖を見ることができたのは幸運だった。

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湖の中というか、上というか、にいる人々が羨ましい。

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サービスエリアでの小休憩だったから、近くには行けなかったけれども、遠目に見てもとても美しかった。

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位置はこのあたり。

 

ところで、2枚目の写真の看板を見てわかる通り、トルコ語で湖はGölü(ギョル)であるが、ウイグル語では湖を「コル」と言うのだ。似ている。

わたしは言語学に詳しいわけでは無いので詳細なことは分からないのだけれど、こういう小さな発見は、中央アジアのテュルク民族が西へ流れ流れ、その土地の人々と混じりつつ現在のトルコに定着していったという史実を目の当たりにしているようで、少し嬉しくなる。

 

塩湖を過ぎても、広大な大地が延々と続くのを、車窓から眺める。

 

 

定番、カッパドキアで洞窟ホテルに泊まる

ギョレメに着いたのはもう夜の20時頃だ。タクシーに乗って、ホテルへ。

この時のタクシーの運ちゃんもそうだったのだが、この国では「ニホンジン、スキデス」と言われてもそれは大抵カモとしての意味で、商売の話が始まってしまう。

でも、いきなり知らない人に「◯◯人が好き」などと言うのは、普通の会話ではそうそう無いことなのだから、それで気を良くするのだっておかしなことだわ、などととりとめのないことをぼんやり考えた。

 

ちなみにこのカッパドキアでの宿が今回泊まった宿の中で最もお高いホテルだった。所謂洞窟ホテルというものだ。

ホテルは恐ろしく大きく(というか崖に埋まっているので全容がよく分からない)高級な雰囲気だったので、庶民のわたしは多少怖じ気づいていたが、レセプションで英語が通じるとやはりホッとする。

その後カート?のような車に荷物ごと乗せられて、高低差の激しいホテル内を部屋まで移動するのだが、こういう変な乗り物が好き(軽トラの荷台に憧れている)なわたしにとってはとても楽しい時間だった。

 

これがそのカートに乗っているところ。激しく揺れるのでブレている。

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部屋もだだ広く、調度品も素敵で、お風呂にはミニハマムまであり、完全にいい気分になった。

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疲れて町に出る気がしなかったので、ホテル内のレストランで夕食をとる。サラダが大きすぎて5〜6人前分くらいある。全体的に味はいまいち。付け合わせで出て来たオリーブやチーズは美味しかった。

ホテルからはウルギュップの町の灯りが一望できる。

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明日は気球に乗るため朝早いので、すぐに就寝。

ところでこのわたしのiPhoneについているペンギンのぺんちゃんは、10〜11年ほど前からずっと、わたしの歴代の携帯電話にぶら下がっている。ありとあらゆる大きな旅も、小さな日々もこのぺんちゃんが一緒だ。

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